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#03 【CAR-T細胞療法】 柳生先生が日常に届ける「技術」と「想い」

2025.09.20

#03 日本の医療制度 新たな仕組みの提案 「保険の二階建て」

2024.11.16

治験への思い -1人の臨床医としてやるべきこと

2024.09.21

がん遺伝子検査の開発者が語る思い 全ての患者さんを救うために

2024.06.01

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【CAR-T細胞療法】 株式会社A-SEEDSが目指す “日常に届く” がん免疫療法

― 2025年9月6日から順次公開 ― 近年、がん治療の世界では、従来の手術・薬物療法・放射線治療に加え、免疫の力を活用する「がん免疫療法」が急速に発展しています。その中でも特に注目を集めているのが「CAR-T細胞療法」です。 患者自身の免疫細胞によってがんを狙い撃ちするこの革新的な治療法は、その効果の持続性から「生きた薬」とも呼ばれ、血液がんを中心に劇的な治療効果をあげています。 本連載で取材するのは、信州大学の柳生茂希先生。株式会社A-SEEDSの代表取締役として、CAR-T細胞療法の研究・開発をされている、がん免疫療法の第一人者です。 この新たな治療法は、一体どのような優位性を秘めているのか、治療の未来はどう変わっていくのか。本記事では、CAR-T細胞療法の最前線と、その魅力に迫ります。 <株式会社 A-SEEDS> ホームページ:https://www.a-seeds.co.jp

3 記事

  1. 柳生先生01
    #01 がん免疫療法の新時代 CAR-T細胞療法の仕組みと強み
  2. 柳生先生02
    #02 【CAR-T細胞療法】 A-SEEDSが目指す、固形がんに効く免疫療法
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核酸医薬って何?siRNAで切り拓く新たな治療法

- 2025年5月31日より順次公開 - いま、「遺伝子レベルで病気を治す」時代が、静かに現実になりつつあります。 従来の薬では届かなかった領域にまでアプローチできる“核酸医薬”は、これまで治療が難しかった病に、新たな希望の扉を開こうとしています。 なかでも、siRNA(エスアイアールエヌエー)と呼ばれる核酸医薬は、細胞の中でタンパク質が作られる際に使われる “ 設計図 ” に目をつけて、その途中のステップを止めてしまうという仕組みの薬剤です。現在は高コレステロール血症や遺伝性の希少疾患に対して用いられています。 本連載で取材するのは、東京科学大学 核酸・ペプチド創薬治療研究(TIDE)センターの程久美子先生。長年siRNAについて研究されている、核酸医薬研究の第一人者です。 この新たな治療法は、一体どのような優位性を秘めているのか、治療の未来はどう変わっていくのか。本記事では、核酸医薬の最前線と、その魅力に迫ります。 <東京科学大学 核酸・ペプチド創薬治療研究(TIDE)センター> ホームページ:https://www.tmd.ac.jp/tide/

“その人らしく” 生きるためにーー光免疫療法という選択肢

― 2025年3月8日から順次公開 ― がんに対する新たな治療法として近年注目を集めているのが「光免疫療法」。 がん細胞に薬剤を結合させ、そこに特定波長のレーザー光を当てることで、がん細胞を選択的に破壊する仕組みです。 治療の選択肢がひとつ増えることで、患者一人ひとりが「その人らしく」生きられるようになってほしい そう語るのは、国立がん研究センター東病院の篠﨑剛先生。光免疫療法の臨床試験に初期から関わり、数多くの施術も行ってきた名医です。本連載の内容は、光免疫療法の特徴や今後の展望について。 光免疫療法は「魔法の治療」なのか、がん患者が「その人らしく」生きるとはどういうことなのか、篠﨑先生が思いの丈を打ち明けます。 また、本記事では、光免疫療法の中でも、臨床試験でその効果が証明されている「アルミノックス治療」を取り上げます。民間療法として行われている光免疫療法とは異なりますのでご注意ください。 アルミノックス治療の概要 https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/index.html <国立がん研究センター東病院> ホームページ:https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/index.html 所在地:〒277-8577 千葉県柏市柏の葉6-5-1 TEL:04-7133-1111(代表)

進化するがん医療と立ちはだかる制度の壁

― 2024年11月2日より順次公開 ― ここ十数年で医療の技術は飛躍的に進歩しました。 現在、がん治療は「個別化医療」の時代に突入しています。検査によって患者一人ひとりの病態を詳しく把握し、最適な治療法を選択することができるようになりました。その結果、がんの生存率は年々向上しています。 しかし日本では、医療制度ががん医療の障壁となっているのをご存知でしょうか。検査、治療ともに、医療制度が足かせとなって、患者が自身にとって最適な医療を適切なタイミング・価格で受けられない状態になってしまっているのです。 本連載で取材するのは、慶應義塾大学の西原広史先生。長年がんの病理医として活躍された名医で、すべてのがん患者に適した医療を行うにおいて障壁となっている日本の医療制度を改善すべく活動されています。本連載の内容は、日本の医療制度の問題点について。 現在の医療制度にはどのような問題があり、どう解決していくべきなのか、西原先生が語ります。 <慶應義塾大学 がんゲノム医療センター> ホームページ:https://genomics-unit.pro/

【がん免疫チェックポイント阻害剤】臨床医として挑むがん治療の革新

― 2024年9月7日より順次公開 ― がんに対してはさまざまな治療法があります。その中でもがんの三大治療「手術」「薬物療法」「放射線治療」とともに近年のがん治療を支えているのが「免疫療法」。これはがん細胞に直接攻撃する従来の治療法とは異なり、免疫力を活性化することでがん細胞を攻撃する治療法です。ノーベル賞にもなったこの治療法はがん医療のパラダイムを劇的に変え、今まで救うことのできなかった患者さんを救うことにも繋がっています。 本連載で取材するのは、国立がん研究センター東病院の葉清隆先生。免疫療法が眉唾物だと言われていた時代から、臨床医としてその治験に取り組んできた名医です。本連載の内容は、免疫療法のひとつである免疫チェックポイント阻害剤の優位性や課題、今後の展望について。 1人でも多くのがん患者を救うために臨床医として取り組むべきことは何なのか、葉先生が想いを打ち明けます。 <国立がん研究センター東病院> ホームページ:https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/index.html 所在地:〒277-8577 千葉県柏市柏の葉6-5-1 TEL:04-7133-1111(代表)

【細胞診検体を用いたがん遺伝子検査MINtS】全ての患者さんを救うために

― 2024年5月18日より順次公開 ― がんは我々にとって身近な病気です。日本人の2人に1人は一生のうちにがんにかかり、4人に1人はがんで亡くなります。 なぜがんの治療が難しいのか?その答えの一つは、遺伝子的に見ると疾患の原因が人によって異なるという点にあります。あらゆる状態に対応するために、様々な治療法が患者さんに合わせて適切に行われています。 特に進行肺がんの患者さんによく行われる治療の一つが分子標的薬。その前段階で行われるのが、がん特有の分子を見つけ出すための遺伝子検査です。 本連載で取材するのは、自治医科大学の萩原弘一先生。顕微鏡などを使いながらも実際の目による判断が当たり前だった時期、遺伝子検査は意味をなさないと思われていた時期から、時代の先頭に立って遺伝子検査について開発研究をされてきた名医です。本連載の主な内容は、先進医療である細胞診検体の遺伝子検査の重要性や注意点、今後の展望について。 全ての患者さんを救うために何が行われているのか、遺伝子検査の歴史とともに萩原先生が語ります。 <自治医科大学 呼吸器内科学部門> ホームページ:https://www.jichi.ac.jp/usr/kokyu/index.html TEL:0285-58-7350

時代と共に進化する。高瀬氏の考える地域医療とは

東京都大田区に位置する「たかせクリニック」は、訪問診療を主力とする医療機関です。院長である髙瀬義昌氏は、臨床医学の実践経験や家族療法の経験を活かし、「高齢者が安心して暮らせる街づくり」に取り組んでいます。 高瀬氏の活動は、24時間在宅診療や医師会、地域ケア行政、日米医学医療交流、執筆、テレビ、マスコミでの啓発活動など、幅広い分野にわたります。 また、「認認介護」という言葉で、認知症の人が認知症の人を介護している現実を初めて訴えました。 在宅医療の役割は、高瀬氏によれば、在宅療養空間というシステムを安定させ、『システムスタビライザー』として機能することにあるとされています。 (記事内容は2021年に公開されたものです) ― 基本情報 ― 医療法人社団 至髙会 たかせクリニック 住所:〒146-0093 東京都大田区矢口1-5-1 KIPビル5F 電話番号:03-5732-2525

睡眠・呼吸器専門の第一線で活躍する専門医を擁し睡眠医療と在宅に取り組む

― 2024年3月21日から順次公開 ― 「睡眠は、いろいろな病気の根底に関係していて、決して軽視できない。」と、白濱氏は睡眠医療の重要性を訴えます。 しかし日本における睡眠医療は、専門医も少なく専門検査のできる医療機関も今だに少ないのが現状です。同クリニックは、在宅医療と睡眠医療に特化した検査と治療のできる専門クリニックとして2013年に新横浜駅に近接して開業しました。 最大の特徴は、最新の専門検査体制を整えた設備と、第一線で活躍する睡眠・呼吸器の専門医を揃えた診療体制です。同クリニックの運営モデルは、国内はもとより海外からも多くの関係者が視察に訪れています。 (記事内容は2020年取材日時点のものです) ― 基本情報 ー 医療法人RESM(東京・横浜) 住所:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-8-12-4F(JR新横浜駅) 電話番号:045-475-5155 診療内容:睡眠障害・呼吸器内科・内科・在宅診療

[がん治療の現状と課題]日本最大のがん治療センターから

― 2023年12月9日より順次公開 ― 日本人の死因として40年以上にわたって1位を占めている悪性新生物(がん)は、日本人の5人に一人が罹患することで知られる身近な病気です。筆者にも、がんで亡くなった親戚がいます。その背景には、4人に1人が高齢者である日本の超高齢化社会があります。 完全な根治が難しいがん治療に対応するため、個人個人の状況に合わせた治療を提供できるように複数の方法が開発されてきました。その一つである放射線治療は、外科手術と薬物療法に並んでがんの三大治療に数えられます。 本連載で取材するのは、国立がん研究センター東病院の秋元哲夫先生です。放射線治療が外科手術に並び立つとは思われていなかった頃から、放射線治療の専門医としてご活躍されてきた名医です。豊富な臨床経験をもとに、放射線治療の特徴や現場から感じる課題と展望をお話しいただきました。 <基本情報> サイト:https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/index.html 所在地:〒277-8577 千葉県柏市柏の葉6-5-1 TEL:04-7133-1111(代表)

大学病院とは違う立ち位置でリウマチ・膠原病治療の発信基地を目指すクリニック

― 2024年1月25日より順次公開 ― リウマチや膠原病というと、少し前までは大学病院などの大規模病院でしか治療ができないと思われていた病気です。 そんな中、クリニックという立場で関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・全身性硬化症や皮膚筋炎など、リウマチ・膠原病の治療を専門として、大学病院など高度医療機関と肩を並べる最先端治療を行っているのが「世田谷リウマチ膠原病クリニック」です。 リウマチ・神経内科・漢方の専門医やリウマチケア専門の看護師など、リウマチ治療のプロが患者に合ったオーダーメイドの治療に当たっています。 本連載では統括院長である吉田智彦氏に、クリニック開設までの経緯や今後の展望などについて伺いました。 (記事内容は2012年取材日時点のものです) ― 基本情報 ― 世田谷リウマチ膠原病クリニック 新宿本院 住所:〒151-0053 東京都渋谷区 代々木2-10-8ケイアイ新宿ビル8F 電話番号:03-3370-5100 診療内容:リウマチ科、膠原病、一般内科等

【世界最多の人工感覚臓器】名医に聞く今知るべき人工内耳

― 2023年10月21日より順次公開 ―

1000人に1人が難聴を抱えて生まれてくるということは、その多さの割に知られていません。難聴者はろう者の学校に通い、幼い頃から健常者と交わることが少ないこともその一因と考えられます。30年前まで重度の難聴に対する外科的な対処法が存在しなかった日本では、ろう者のコミュニケーションは手話や口話に限定され、社会に参加しにくい時代が長くありました。

しかし人工内耳が日本に導入されたことで状況は変わりました。重度の難聴者が音のない世界から、文章を聞き取れる時代へと変わったのです。その後デバイスの発達やノウハウの蓄積を経て、現在では文章の80~90%を聞き取れるまでに進歩しました。電話による会話も可能になった難聴者もたくさんいます。

今回お話を伺った熊川孝三先生は、日本で初めてとなる人工内耳の手術現場に立って以来、日本における人工内耳の研究と臨床を牽引されてきた名医です。世界で初めて人工内耳を開発したオーストラリアのクラーク教授のもとで学び、現在に至るまで非常に多くの症例を担当されてきました。本連載ではわが国の人工内耳の歴史を俯瞰できる熊川先生に、人工内耳の現状と展望を伺いました。

― 基本情報 ―

熊川孝三先生は、1985年に行われた日本で初めてとなる多チャンネル人工内耳の手術現場に立って以来、日本における人工内耳を始めとする人工聴覚臓器の研究と臨床を牽引されてきた名医です。本連載では今知るべき人工内耳の詳細と最新タイプ、効果と問題点をお伝えします。最終記事では、遺伝子検査の重要性という視点で最新の治療戦略を伺いました。

赤坂虎の門クリニック 所在地:東京都港区赤坂一丁目8番1号赤坂インターシティAIR 地下1階 TEL:03-3583-8080

【TMS療法、自由診療の現場から】エビデンスを読み解けば効果の高さがわかる

― 2023年9月30日から順次公開 ―

企業嘱託産業医を経て2017年に医療法人社団こころみを立ち上げ、現在首都圏で7つのクリニックを経営されている大澤先生。特にTMS療法で日本随一の症例数を誇る東京横浜TMSクリニックは、有効性と安全性の高いTMS療法を届けるためにエビデンスの蓄積と情報発信を続けてきました。本記事ではそんな自由診療の現場から、各種疾患への臨床成績と臨床実感をお聞きしました。

― 基本情報 ―

【医療法人社団こころみ】 東京横浜TMSクリニックHP:https://www.tokyo-yokohama-tms-cl.jp/

こころみクリニックホームページ:https://cocoromi-mental.jp

【再生医療普及のために】良質な細胞を作り、届ける

― 2023年7月22日より順次公開 ― 自然には再生できない組織を再生させ、機能を回復させることを目指す再生医療。今回は、再生医療に必要不可欠な細胞加工物を製造・保管・輸送し、さらには再生医療支援事業を行うセルバンク社に取材しました。 【会社の基本情報】 会社名:株式会社セルバンク ホームページ:https://cellbank.co.jp/ 所在地:東京都中央区勝どき1丁目13-1 イヌイビル・カチドキ 3F TEL:03-5547-0207 / FAX:03-5547-0208 事業内容:特定細胞加工物製造事業、細胞保管事業、再生医療支援事業

【うつ病治療の切り札】有効かつ副作用の少ない治療法、rTMS療法という選択肢

― 2023年8月5日より順次公開 ― 脳に磁場をかけて精神疾患の症状を緩和する驚きの医療、rTMS療法。2019年にうつ病への保険適用となり、双極性障害にも先進医療として承認されました。本連載では、日本のrTMS療法において第一線に立つ鬼頭伸輔先生にお話を伺い、有用性、現状と展望を伺いました。 ― 基本情報 ― rTMS専門外来 | NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター 所在地:〒187-8551 東京都小平市小川東町4-1-1 TEL:042-341-2711

【在宅医療経営】患者さんも医療従事者も幸せになる在宅医療

― 2023年10月19日から順次公開 ― 医療法人社団悠翔会は、佐々木淳氏が32歳の2006年に、数人の仲間と共に理想の在宅医療の実現を目指して開業しました。 現在は機能強化型在宅療養支援診療所を11拠点、49名の医師・歯科医師、39名の看護師、多職種を含む全従業員205名を擁する、首都圏で最大規模の在宅医療チームとなっています。 佐々木氏は在宅医療の機能分化を進め、2012年からは休日・夜間専従医師による当直システムの運用を開始。現在は地域の在宅療養支援診療所に対しても休日・夜間対応の支援を行い、その患者数だけでも7000人にも及びます。 本連載では佐々木氏に、在宅医療の意義ややりがい、理想の制度、悠翔会の取り組み等について語っていただきました。 (記事内容は2019年取材日時点のものです) ― 基本情報 ー 医療法人社団悠翔会 住所:〒105-0004 東京都港区新橋5-14-10 新橋スクエアビル 7F 電話番号:03-3289-0606(代表) 運営医療機関:24カ所(2023年6月現在、東京都:8カ所、埼玉県:5カ所、千葉県:3カ所、神奈川県:4カ所、愛知県:1カ所、鹿児島県:1カ所、沖縄県:2カ所)

病院・診療所を買って経営者になろう!

「病院や診療所を買って経営者になりたい!」という勤務医の方々に向け、病院や診療所の買い方や見極めのポイントに至るまで、情報を余すところなく発信します。 私たちfundbookヘルスケアチームは、これまで200件以上の「病院・クリニックM&A」を成功に導いた医療M&Aの専門家です。ご関心や質問があれば、いつでもご連絡ください。

精神科医が在宅医療・認知症に関わる意義とは

― 2023年7月21日より順次公開 ― 北田志郎氏は、在宅医療のサービスモデル「GP‒精神科医‒多職種訪問チームモデル」を構築し、認知症をはじめとした慢性疾患の在宅主治医として活動しています。また、精神科および東洋医学のコンサルタントとして、臨床で心身統合的アプローチを実践。 「在宅医療に精神科医が関わることの意義は決して少なくないと思います。さらには、精神科医ではない先生たちが、優れた技術で多くの認知症患者を診察している事に衝撃を受けました。」と語る。 本連載では、そんな北田氏に、精神科医として在宅医療や認知症に関わる意義について伺いました。

独自のAIUモデルで在宅医療が抱える課題を解決する

在宅医療クリニックの大規模化と多拠点化を目指す医療法人あい友会は「出会いのキセキをいつくしむ」を理念とし、在宅医療の患者さんとそれを支える家族に包括的な医療支援を行っています。 同法人は機能強化型在宅療養支援診療所の基準を上回るAIUモデル(アイユウモデル・大型訪問診療モデル)を構築。これまで群馬県太田市、同前橋市、山形県三川町の3か所での在宅医療に取り組み、さらにAIUモデルの全国展開を視野に入れ、2023年には神奈川県逗子市に新規開設を控えています。 本連載では「患者さんに高品質な在宅医療を提供するとともに、働く全職員が持てる能力を十分に発揮し、さらなる成長と向上により、より充実した人生を送れる高水準な環境と収入を確保することがミッションです。」と語る野末睦理事長にインタビューを行いました。 (取材・編集 絹川康夫 構成 坂本諒)

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医療法人公朋会 理事長

医療法人社団公朋会理事長、西嶋医院院長。社会福祉法人創和会理事長。NPO在宅ケアを支える診療所市民ネットワーク理事、社会福祉法人創和会理事長、町田介護支援ネットワーク協同組合代表理事、平成27年 第3回「日本医師会 赤ひげ大賞」受賞。昭和45年 東京医科歯科大医学部卒、昭和47年 国立小児病院、国立療養所神奈川病院勤務。昭和54年 西嶋医院開設、平成元年 ボランティアグループ「暖家の会」設立、平成5年 センター建設促進住民の会 事務局長、平成8年 「ケアセンター成瀬」施設長、平成9年 西嶋医院を医療法人社団公朋会に改組。

医療法人社団 悠翔会 理事長・診療部長

1998年筑波大学医学専門学群卒業。社会福祉法人三井記念病院内科/消化器内科、東京大学医学部附属病院消化器内科等を経て、2006年に最初の在宅療養支援診療所を開設。2008年 医療法人社団悠翔会に法人化、理事長就任。2021年より 内閣府・規制改革推進会議・専門委員。現在、首都圏ならびに愛知県(知多半島)、鹿児島県(与論町)、沖縄県(南風原町・石垣島)に全24拠点を展開。約8,000名の在宅患者さんへ24時間対応の在宅総合診療を行っている。 【出版】 『これからの医療と介護のカタチ 超高齢社会を明るい未来にする10の提言』(日本医療企画、2016)、『在宅医療 多職種連携ハンドブック』(法研、2016)、『在宅医療カレッジー地域共生社会を支える多職種の学び21講』(医学書院、2018)、『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』(飛鳥新社、2021)、『現場で役立つ よくわかる訪問看護』(池田書店、2023)他。

杉山産婦人科 院長

医療法人社団杉四会 理事長 杉山産婦人科院長 平成6年東京医科大学卒業、平成10年北九州市のセントマザー産婦人科で6ヶ月間の研修を受ける、平成12年杉山レディスクリニック開院、平成19年産婦人科総合施設として杉山産婦人科開院、平成22年杉山産婦人科丸の内開院、平成30年1月杉山産婦人科新宿新病院開院。

慶應義塾大学 がんゲノム医療センター 教授(センター長)

■略歴■ 1995年3月 北海道大学医学部卒業 1999年3月 北海道大学大学院医学研究科博士課程修了 ■認定資格等志柿 日本病理学会 病理専門医 死体解剖医

東京科学大学 総合研究院 TIDEセンター センター長・特任教授

東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 特任助教授(2002-2006) 東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 准教授(2006-2014) 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 情報生命専攻 准教授(2006-2014兼任) 東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 准教授(2014-2024) 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 准教授(2014-2024兼任) 東京理科大学 客員准教授(2023-2024) 株式会社ANRis CTO兼技術顧問(2023-) 東京理科大学 客員教授(2024-) 東京科学大学 総合研究院 核酸・ペプチド創薬治療研究センター(TIDEセンター) 特任教授(2024) 東京科学大学 総合研究院 TIDEセンター センター長・特任教授(2025-)

株式会社セルバンク 代表取締役

東海大学医学部非常勤講師、形成外科医(1999年、専門医取得。更新せず失効)、医学博士  1964年:長野県出身 1991年:弘前大学医学部卒業。信州大学医学部付属病院勤務を経て、ペンシルベニア大学医学部で培養皮膚を研究。 帰国後、東海大学医学部にて同研究と熱傷治療に従事。 2004年:細胞保管や再生医療技術支援を行う株式会社セルバンク設立。 2005年:RDクリニック開設に際し、培養皮膚の特許を供与。著書多数出版。

信州大学 学術研究・産学官連携推進機構 教授

■略歴 1994年4月〜2000年3月 京都府立医科大学 医学部 医学科 卒業 2000年4月〜 京都府立医科大学附属病院 小児科学教室 所属 2005年4月〜2009年3月 京都府立医科大学大学院 医学研究科 修了 2013年2月〜2015年8月 Baylor College of Medicine, Center for Cell and Gene Therapy(米国) ポスドク研究員 2015年8月〜2025年2月 京都府立医科大学 大学院医学研究科 小児科学 助教 2022年4月〜 信州大学 学術研究・産学官連携推進機構 教授(特定雇用) 2025年3月〜 京都府立医科大学 大学院医学研究科 小児科学 講師

国立がん研究センター東病院 副院長

昭和61年3月 群馬大学医学部卒業 平成元年6月 国立がんセンター中央病院 レジデント 6年5月 群馬大学医学部放射線科 助手 9年2月 米国MD Anderson Cancer Center, Dept. of Experimental Radiation Oncology 留学(〜平成10年3月) 13年4月 群馬大学医学部放射線科 講師 18年7月 東京女子医科大学 准教授 22年7月 臨床教授 23年7月 国立研究開発法人 国立がん研究センター 東病院 臨床開発センター粒子線医学開発分野分野長(放射線治療科長併任) 26年5月 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 副院長 27年6月 放射線品質管理室 室長併任       順天堂大学大学院 客員教授 東京女子医科大学 客員教授  東京慈恵医大大学院 客員教授 明治薬科大学 客員教授 平成30年9月 レディースセンター センター長併任 平成31年2月 人材育成センター センター長併任 日本放射線腫瘍学会 認定医 日本医学放射線学会 専門医

国立がん研究センター東病院

北青山Dクリニック 院長

■略歴■ 東京大学医学部医学科 卒業(1993年) 東京大学医学部附属病院 第一外科(1993年) 虎ノ門病院 麻酔科(1993年) 東京都教職員互助会三楽病院 外科(1994年) 東京大学医学部附属病院 血管外科・腫瘍外科(1997年) 北青山Dクリニック 院長(2000年〜現在) 医療法人 DAP 理事長(2004年〜現在) 東京大学医学部 腫瘍外科・血管外科 非常勤講師(2010年〜2020年)

株式会社fundbook アソシエイトヴァイスプレジデント

株式会社fundbookヘルスケアビジネス戦略部所属。薬剤師・調理師・医療経営士。埼玉県済生会川口総合病院にて薬剤師としての実務経験を得た後、新たな視点で医療業界に貢献したいという思いから株式会社fundbookへ入社。病院・診療所における事業承継やM&Aのほか、事業計画策定・病床機能転換など経営支援にも携わる。

医療法人社団 至髙会 たかせクリニック 理事長

医療法人社団至髙会理事長、医学博士、認知症サポート医。 1984年、信州大学医学部卒業。東京医科大学大学院修了、医学博士。麻酔科、小児科研修を経て、包括的医療・日本風の家庭医学・家族療法を模索し、2004年、東京都大田区に在宅医療中心の「たかせクリニック」を開業する。在宅医療における認知症のスペシャリストとして厚生労働省推奨事業や東京都・大田区の地域包括ケア、介護関連事業の委員も数多く務め、在宅医療の発展に日々邁進している。『はじめての認知症介護』『自宅で安らかな最期を迎える方法』など著書多数。

井上眼科病院 院長

医療法人社団済安堂 理事長 井上眼科病院 院長  医学博士 眼科専門医 1993年千葉大学医学部卒業、1998年東京大学医学部大学院卒業、1999〜2000年 東京大学医学部附属病院分院眼科医局長、2002〜2005年医療法人社団済安堂井上眼科病院附属お茶の水・眼科クリニック院長、2006〜2012年医療法人社団済安堂お茶の水・井上眼科クリニック院長、2008年医療法人社団済安堂 理事長、2012年医療法人社団済安堂 第11代井上眼科病院院長 日本眼科医会代議員、東京都眼科医会常任理事、日本ロービジョン学会評議員、NPO法人空間のユニバーサルデザイン総合研究所理事、他

国立がん研究センター東病院 呼吸器内科 医長(医療安全管理部長)

日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医・指導医 日本呼吸器学会 呼吸器専門医 日本内科学会 総合内科専門医・指導医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

自治医科大学 呼吸器内科学部門 教授

2015年度 – 2023年度: 自治医科大学, 医学部, 教授 2014年度 – 2016年度: 埼玉医科大学, 医学部, 客員教授 2014年度: 埼玉医科大学, 医学部, その他 2003年度 – 2014年度: 埼玉医科大学, 医学部, 教授 2011年度: 埼玉医科大学, 教授 2011年度: 埼玉県立医科大学, 医学部, 教授 2010年度: 埼玉医科大学, 呼吸器内科, 教授 2002年度: 東北大学, 医学部附属病院, 講師 2001年度: 東北大学, 加齢医学研究所, 講師 2001年度: 東北大学, 医学部, 講師 2001年度: 東北大学, 医学部・付属病院, 講師 2000年度 – 2001年度: 東北大学, 医学部・附属病院, 講師 1999年度: 東北大学, 加齢医学研究所, 講師 1992年度: 東京大学, 医学部(病), 助手 1992年度: 東京大学, 医学部・(病), 助手 1988年度: 東京大学, 医学部(病), 医員

リンパ球バンク株式会社 代表取締役社長

医療法人RESM 理事長

筑波大学卒業、東京医科歯科大学大学院統合呼吸器学修了(医学博士)。同大学睡眠制御学快眠センター等での臨床経験を生かし、総合病院等で睡眠センターの設立、運営を行ってきた。それらの経験を生かし、睡眠、呼吸の悩みを総合的に診断、治療可能な医療機関をめざし、2013年に、RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニックを設立。2014年には、経済産業省海外支援プログラムに参加し、インドネシア等の医師たちへ睡眠時無呼吸症候群の教育を行った。慶應義塾大学特任准教授、国立大学法人福井大学客員准教授、武蔵野学院大学客員教授、日本オリンピック委員会強化スタッフ、東京オリンピック(TOKYO2020)選手用医師、ハーバード大学公衆衛生大学院客員研究員などを兼歴任。「ぐっすり眠る習慣」(アスコム)「誰でも簡単にぐっすり眠る方法」(アスコム)など著書多数。「世界一受けたい授業(日本テレビ)」「モーニングショー」(テレビ朝日)、「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)などメデイアにも数多く出演。社会医学系指導医、睡眠学会専門医、認定産業医を有し、教育、啓発活動にも継続的に取り組んでいる。 現任 医療法人RESM 理事長 福井大学医学部  客員准教授 順天堂大学医学部 非常勤講師 北里大学医学部  非常勤講師 武蔵野学院大学  客員教授 日本睡眠学会評議員 日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ 日本サーフィン連盟(NSA)アンチドーピング医科学委員副委員長 国際交通安全学会(IATSS)特別研究員 横浜市港北区医師会常任理事 横浜市港北医療センター 副センター長 日本産業衛生学会職域における睡眠呼吸障害世話人 SRNG(Sleep Research Next Generation)  世話人 北東北睡眠医療研究会 世話人

在宅緩和ケア充実診療所 ケアタウン小平クリニック 名誉院長

1947年:福島県郡山市出身 1975年:千葉大学医学部卒業、同大学病院第一外科 1984年:国保八日市場(現・匝瑳)市民病院にて消化器科医長を務め、院内外の人々とターミナルケア研究会を開催 1990年:著書『病院で死ぬということ』刊行 1991年:聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長 1997年:聖ヨハネホスピスケア研究所所長を兼任 2005年:在宅診療専門診療所(現・在宅緩和ケア充実診療所)ケアタウン小平クリニックを開設し、訪問診療に従事

世田谷リウマチ膠原病クリニック 統括院長

聖マリアンナ医科大学大学院卒。聖マリアンナ医科大学病院リウマチ膠原病アレルギー内科に入局しリウマチ膠原病の診療と難病治療研究に従事する。日産厚生会玉川病院、児玉経堂病院リウマチ内科勤務を経て、平成18年6月に世田谷区に日本で初めてのリウマチ膠原病の専門施設として世田谷リウマチ膠原病クリニックを開業する。現在は、世田谷リウマチ膠原病クリニックと長野県坂城町の東信よしだ内科の2施設でリウマチ膠原病診療にあたりながら、全国で講演、学会発表、論文発表、市民公開講座などを行っている。

医療法人あい友会 理事長

専門:総合内科、消化器外科 外科、創傷ケア、総合診療などの分野で、臨床医として活動しながら総合病院(庄内余目病院)の院長を経て、2014年9月 群馬県太田市のあい太田クリニックを開設、2022年2月まで院長を務め、現在は医療法人あい友会の理事長(CCO:Chief Clinical Officer)に専任。各拠点を飛び回り活躍している。

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